岩隈 自己ワースト7失点…4回途中でKO、15勝目またお預け

[ 2014年9月16日 14:10 ]

エンゼルス戦に先発したマリナーズの岩隈(AP)

ア・リーグ マリナーズ1―8エンゼルス

(9月15日 アナハイム)
 マリナーズの岩隈久志投手(33)は15日(日本時間16日)、アナハイムでのエンゼルス戦に先発して3回1/3で69球を投げ、6安打7失点で8敗目(14勝)を喫した。チームは1―8で大敗し、3連敗となった。

 5回途中4失点で7敗目を喫した10日のアストロズ戦から中4日。ア・リーグ西地区首位を独走するエンゼルスを相手に、岩隈は1、2回は三者凡退で計3三振を奪う最高の立ち上がりを見せた。しかし3回2死から突然の乱調。9番ナバーロに四球を与えると、カルホーンにこの試合初安打を打たれ、続くトラウトも歩かせて2死満塁。プホルスに低めのスプリットを左翼線に運ばれて走者一掃の二塁打で一挙3点を失うと、なお2死二塁からケンドリックにも右中間を抜ける適時打を打たれ、0―4とされた。

 4回には先頭のフリースに2球目の変化球を捉えられ、中越えソロ本塁打でさらに失点。ボーシュ、ナバーロにも安打を許して1死一、二塁としたところでマウンドを降りた。7失点はメジャー自己ワーストで、昨季を超えるメジャー自己最多の15勝目はお預けとなった。

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