さあ、マジック10!菅野、堀内以来の“快挙”でカウントダウン開始

[ 2014年9月16日 22:10 ]

<広・巨>7回2死一、三塁、田中を遊ゴロに打ち取り菅野はガッツポーズ

セ・リーグ 巨人7―1広島

(9月16日 マツダ)
 巨人が菅野の好投で広島を撃破。優勝マジックを「10」とし、いよいよカウントダウンに入った。7回2/3を114球、5安打8奪三振1失点。初回に先制点を許したものの、その後は広島打線を沈黙させた。

 「2試合連続で先取点、しかも初回に取られてしまったのでいいピッチングとは言えないが、その後粘って勝つことができて良かった」。2回1死からエルドレッドに四球を与えて以降は、6回まで打者14人連続アウト。8回に2安打で2死二、三塁のピンチを背負ったところでマウンドを降りたが、しっかりと勝利の流れをつくった。

 右手中指の腱の炎症で戦列を離れ、復活登板となった前回10日の阪神戦(甲子園)では7回1失点で10勝目を挙げた。そして、この日も安定した投球で勝ち星を「11」に積み上げた。入団から2年連続11勝以上は、巨人では66、67年の堀内以来。「1カ月以上も離脱して迷惑かけたので、存在感を示していかないと」。その言葉通り抜群の存在感をみせた菅野。最短で23日に迎える歓喜の瞬間に向け、背番号19が間違いなくチームのラストスパートに勢いをつけた。

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