中日・武藤 プロ初先発でうれしい白星「生きた感じが…」

[ 2014年9月16日 21:47 ]

<D・中>鈴木翔(右)からウイニングボールを手渡される中日・武藤

セ・リーグ 中日6―0DeNA

(9月16日 横浜)
 プロ4年目、110試合目の登板で初先発した中日の武藤が5回を投げ無失点で今季初勝利を挙げた。

 だが、ヒーローインタビューを受けていても、なんだか落ち着かない様子。「初めてなので、監督のミットめがけて投げたので…何がいいのかもわかっていない」と語った。

 4度も先頭打者に出塁を許したが、二つの併殺打を奪うなど粘りの投球が光り「緊張した。けさも生きた感じがしなかった。めっちゃ長かった」と初々しかった。

 いつもなら、武藤自身が務めていたリリーフ陣も岡田、又吉、鈴木翔がきっちり務めての完封リレー。岡田が今季36試合目、又吉が61試合目とあり「大分、皆投げていたので難しいかな、と思ったけれど投げてくれて良かった」と感謝。

 この勝利で、“目の上の敵”DeNA戦の連敗も5でストップ。「これからまた、まかされたところはどこでも行きたい」とフル回転での活躍を誓っていた。

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