則本 3回からフォーム修正も「初回からやっとけって話」

[ 2014年9月13日 17:08 ]

<西・楽>12勝目を挙げた楽天・則本

パ・リーグ 楽天8―3西武

(9月13日 西武D)
 楽天の則本昂大投手(23)が13日、西武ドームで行われた西武との19回戦で先発登板し、8回で143球を投げて10三振を奪って6安打3失点。8月15日のロッテ戦(コボスタ宮城)で“準完全試合”となる1安打無四球完封で挙げた11勝目以来29日ぶりとなる今季12勝目(9敗)をマークした。

 それでも「打線が援護してくれたので何とか勝ちは付いたが、立ち上がりはどうしていいか分からなかった。全然納得はしていない」と立ち上がりの2回で4安打2失点したことに厳しい表情。

 エースらしく3回以降はフォームを修正して3回から7回まで無安打と立ち直ったが、「初回からやっとけって話ですが、試合中に修正できたので、それを次に生かしたい」と振り返った。

 これで最下位を脱出し、5位に浮上。だが、昨年の日本一チームだけに「順位が1つ上がったからって喜んでいるわけにはいかない。もっと先を目指して、また気を引き締めてチーム一丸となってやりたい」としめくくった。

 

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