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阪神 藤浪で連敗脱出 気合の自己最速157キロ、甲子園初完投

<神・広>甲子園初完投の藤浪はお立ち台で笑顔を見せる

セ・リーグ 阪神8-2広島

(9月12日 甲子園)
 皮肉なものだ。首位巨人に15年ぶりに甲子園で3連戦3連敗を喫し、優勝争いで引導を渡された阪神が、今度は2位広島に事実上の引導を渡した。セ界の終わりで、叫んだのは藤浪だった。

 「情けないピッチングが続いていたし、ベンチで某大阪桐蔭OB(西岡)にプレッシャーをかけられていたので、何とか連敗を止めてやろうという気持ちだった」

 過去5試合連続で失点していた初回。この日も四球と連打で無死満塁のピンチを招いた。だが、ひるまない。「そこを抑えないと先行されて不利な状況になる。思い切って投げた」と、ちぎれんばかりに腕を振った。松山を直球で併殺打とし、再び満塁を背負ってからは田中を左飛。その直前にキラに四球を許したが、その5球目に自己最速の157キロを計測。「数字として出たならうれしい」と振り返った157キロは、阪神では05年6月21日の中日戦(大阪ドーム)での久保田に並ぶ球団史上最速タイ。ギアを上げ、窮地を脱出した。

 3回に先制されても崩れない。8回を終えて126球。直後の打席で交代してもおかしくなかったが、続投を志願して137球、10奪三振の熱投で甲子園では初の完投勝利。新人だった昨季は届かなかった規定投球回数もクリアし、8月8日の広島戦(京セラドーム)以来の9勝目を手にした。自身の連敗を4、チームの連敗を6で止めた。

 6連敗中は計7得点だった打線も、4回に藤浪の適時二塁打などで一挙6点を奪うなど、終わってみれば8得点で6連敗中の総得点を1試合で超えた。和田監督は「本当に全国のタイガースファンの方にはご心配をお掛けしました。これで活気づいてくれそう。もちろん勝ち続けるしかない。全部」と胸をなで下ろした。

 それにしても…。巨人に一噛(か)みもできなかった虎がコイは丸のみ。巨人の「お助けマン」と言われても仕方ない。

[ 2014年9月13日 05:30 ]

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