里崎号泣「夢のような16年間だった」 引退試合は28日に決定

[ 2014年9月13日 05:30 ]

引退会見で涙を見せる里崎

 今季限りでの現役引退を表明したロッテの里崎智也捕手(38)が12日、QVCマリンフィールドで引退会見を開いた。終始、涙を流しながら16年間のプロ野球生活を振り返り、「ホッとした気持ち。もう頑張らなくてもいい。寂しい気持ちでいっぱい」と声を詰まらせた。

 ロッテ一筋でプレーし、2度の日本一と第1回WBCで世界一に貢献した。今年5月に左膝の手術を受けたが、回復しなかった。「もう役割は終わった。夢のような16年間だった」。今後は未定だが「(指導者も)選択肢の一つ。死ぬまでにもう一回、日本一になりたい」と意欲を語った。

 引退試合は28日のオリックス戦(QVCマリン)に決定。過去には球場正面ステージで熱唱するパフォーマンスで話題を集めたが、「またやるかも。最後も自分らしく好き勝手やりたい」と里崎流の有終の美を飾る。

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