誠、ホロ苦デビュー…不祥事乗り越え初先発も3回途中4失点KO

[ 2014年9月13日 14:27 ]

<西・楽>プロ初登板初先発を果たした西武・誠

パ・リーグ 西武―楽天

(9月13日 西武D)
 西武の誠(本名・相内誠)投手(20)が13日、西武ドームで行われた楽天との19回戦で1軍初登板初先発。だが、初回にいきなり2ランを浴びるなど6安打4失点で3回持たずに降板し、プロの洗礼を受けた。

 初回、順調に2死を取った誠だったが、3番・岡島に左翼線へ二塁打を打たれると、続く4番・ジョーンズに左翼スタンドへ運ばれる2ランを被弾。2回には3安打を集中され1点を失うと、3回には四球、安打、四球で2死満塁とピンチを招き、8番・嶋に押し出し四球を与えると交代を告げられた。

 投球内容は2回2/3で80球を投げ、毎回の4失点。打者17人に対して6安打2奪三振3四球だった。

 誠は千葉国際高3年時の2012年にドラフト会議で西武から2位指名を受けながら、同年12月に道路交通法違反(無免許運転と速度超過)で摘発され、翌13年3月に同期から2カ月遅れで入団。今年1月には当時19歳の未成年ながら複数回に渡って飲酒、喫煙していた“2度目の不祥事”が発覚して6カ月の対外試合禁止処分が下され、夜間の外出禁止令も出されていた。

 2軍で3勝と結果を出し、満を持しての1軍初登板。1学年下のドラフト1位ルーキー、森友哉捕手(19)とバッテリーを組んでのマウンドだったが、ホロ苦いプロデビューとなった。

 ▼誠投手 先発投手として最低限の仕事はしたかったです。先制点を与えてしまい、点を取ってもらいましたが粘れませんでした。もっと制球力をつけます。

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