中大・羽山 延長10回決勝打 先制打を含む3安打4打点

[ 2014年9月13日 05:30 ]

<国学院大・中大>10回に決勝の左越え2点二塁打を放った羽山

東都大学野球第2週最終日 中大7―4国学院大

(9月12日 神宮)
 3回戦2試合が行われた。中大は国学院大を7―4で下し、勝ち点を2とした。羽山弘起内野手(4年)が延長10回に決勝の左越え2点二塁打を放つなど3安打4打点。青学大は吉田正尚外野手(3年)の右越え3ランなど打線が10安打を放ち、拓大を8―1で破り今季初の勝ち点を挙げた。

 中大・羽山が勝負強さを発揮し、勝利に貢献した。初回に中前に先制打を放つと、延長10回無死満塁では勝ち越しの左越え2点二塁打。「外野フライを打とうかなと、気持ち的には余裕があった」と納得の表情を見せた。開幕3日前の打撃練習中に首を痛め、開幕週はスタメンから外れたが、今カードから6番に座る。「まだちょっと痛みはあるけど、打席で力みがなかった」と自然体で臨み、3安打4打点の大暴れを見せた。チームは亜大、国学院大と今春の1、2位チームから勝ち点を挙げた。04年秋以来10年ぶりの優勝へ、秋田秀幸監督は「春とは別のチームみたい。みんなその気になっている」と手応えを口にした。

 ▼中大・山手(10回161球を投げ4失点完投勝利)スタミナは大丈夫だった。あとは優勝目指して勝ち進むだけ。

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2014年9月13日のニュース