大谷 1点守り切り2度目完封!オリ5安打に封じて11勝目

[ 2014年9月13日 17:03 ]

<日・オ>日本ハム先発の大谷

パ・リーグ 日本ハム1―0オリックス

(9月13日 札幌D)
 日本ハムの大谷がオリックス打線を5安打に抑えて、11勝目を今季2度目の完封を飾った。大谷の完封勝利は初完投初完封を成し遂げた5月13日の西武戦(函館)以来。日本ハムは2連勝となった。

 今季最長の中9日でマウンドに上がった大谷は、150キロ台後半の直球で要所を締め、後半はフォークを効果的に使ってスコアボードにゼロを並べた。初回いきなり先頭の平野恵に152キロの高め直球を打たれて右前打とされたが、後続を断って無失点。5回には先頭のT―岡田の右前打から2死三塁のピンチを招いたが、駿太を158キロの高め直球で空振り三振にねじ伏せ、7回はペーニャ、T―岡田、坂口を三者連続三振に斬った。8回は川端と駿太に連打を浴びて無死一、三塁と最大のピンチを迎えたが、伊藤のスクイズ失敗で1死一、二塁とすると、平野恵をフォークで遊ゴロ併殺打に仕留めて無失点でしのいだ。9回は糸井とペーニャから三振を奪うなど圧巻の投球で試合を締めくくった。

 打線はオリックス先発の東明を攻略できずにいたが、7回に中田、近藤の安打で1死一、二塁とすると、大引が東明の直球を右前に弾き返して貴重な1点を挙げた。

 オリックスの東明は6回までわずか1安打と日本ハム打線を抑えていたが、7回に3安打で1点を失って降板。打線は5、6、8回に得点圏に走者を進めたがあと1本が出ず、零敗を喫した。

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