マドンナジャパン2試合連続コールド 36歳金が決めた

[ 2014年9月3日 05:30 ]

<香港・日本>2回無死満塁、日本・金が2点中前適時打を放つ

第6回IBAF女子野球ワールドカップ第2日 日本19―0香港

(9月2日 サンマリン宮崎)
 宮崎で1次ラウンド4試合が行われ、4連覇を目指す侍ジャパン女子代表(マドンナ・ジャパン)は香港を19―0で下し、2試合連続の5回コールド勝ち。5大会連続出場中の4番・金(こん)由起子(36=ホーネッツレディース)が2安打5打点と打線をけん引した。3日はベネズエラと対戦する。

 チーム最年長36歳の金が3―0の2回無死満塁で、右前に2点適時打。この回、一挙8点の呼び水となった。この日、現役引退を表明した日本ハム・稲葉の大ファンで、13年1月には合同自主トレを敢行。今大会の代表に決まると、稲葉から「ベテランはベテランなりに自分のできることをやればいい」とメールで激励された。「応援が励みになった」と3回2死満塁でも走者一掃の左前適時打を放ち、尊敬する人にバットで恩返し。5打点の活躍に「おばさんが一生懸命チームを引っ張っていく」と4連覇を誓った。

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2014年9月3日のニュース