稲葉北海道への愛着「ずっとこっちに暮らそうかな」

[ 2014年9月3日 05:30 ]

引退表明記者会見を行った稲葉

 【稲葉と一問一答】

 ――プロ野球人生はヤクルトでスタートした。

 「野村監督にこの世界に入れてもらい、野球をゼロから教えてもらった。20年も現役をやれたのは野村監督のおかげ」

 ――思い出の一打は。

 「プロ初打席初本塁打。投手は中京の先輩の紀藤さん、捕手は法大の先輩の瀬戸さん。ただ、初打席初本塁打の選手は大成しないと言われ、絶対に覆してやると思った」

 ――印象に残っているシーンは。

 「06年の日本一。新庄さんがファイターズを全国に広めた。09年WBCの世界一もうれしかった。08年北京五輪予選では勝つのはこんなに難しいのかと大変だった」

 ――誇れるものは。

 「2000安打も誇りだし、(多くの)死球があっても痛みに耐えられた。強い体に産んでくれた親に感謝したい」

 ――北海道への思い。

 「温かい街。今、家を建てている最中。ずっとこっちに暮らそうかなと思っている」

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2014年9月3日のニュース