ディクソン 4勝目 前半フラフラも8回途中まで無安打

[ 2014年5月11日 05:30 ]

<オ・日>お立ち台でファンの声援に応える糸井(左)とディクソン
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パ・リーグ オリックス8-1日本ハム

(5月10日 ほっと神戸)
 前半のフラフラからは想像できない快投だった。オリックスのディクソンは8回無死一塁から代打・大谷に右前打を打たれるまで、無安打投球を見せた。

 「四球をたくさん出して、もしかしたら大量失点するかもと思ったけど、ディフェンスがしっかり守ってくれた」

 その言葉通り、制球に苦しんだ。3回までに4四球も与えた。しかし、4回から復調。直球、ツーシームがコーナーに決まる。4回1死から5者連続三振を奪い、攻撃へのリズムをつくった。

 「コントロールは今日のミステリー。良い時も悪い時もあった」

 2安打1失点で4勝目。三振は10を奪った。4回途中6失点で降板した3日の日本ハム戦の借りを返す勝利はもう一つ、大きな意味を持つ。2日前に両親と妻、長女が来日。最高の家族孝行になった。

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2014年5月11日のニュース