DeNA キューバ代表グリエル獲得へ 「話をしているのは事実」

[ 2014年5月11日 11:16 ]

昨年のWBCにキューバ代表として出場したグリエル

 DeNAがキューバ代表の主軸、ユリエスキ・グリエル内野手(29)の獲得に動いていることが分かった。11日、高田繁GM(68)が「話をしているのは事実」と交渉していることを認めた。

 高田GMは「まだ決まったわけじゃないけど、今、話をしているのは事実」とし、「去年、球団社長がドミニカとキューバに行った時、キューバ球界関係者から、良い選手を日本に出したいと聞いてきた」と経緯を説明。「グリエルなら何をおいても獲得したい。早くから動き出して、いい方向にいっているという感触はある」と交渉の進展具合を明かした。

 グリエルは04年アテネ五輪の金メダル、08年北京五輪の銀メダルに貢献し、WBCには3度出場。06年の第1回WBCではベストナインに選出された。

 キューバ政府は昨年9月にそれまでの方針を転換し、自国のスポーツ選手に国外でのプロ契約を認めると発表。これを受け、同代表フレデリク・セペダ外野手(34)の巨人入団が決まっている。

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2014年5月11日のニュース