巨人 ゴメスシフト 9回ピンチには“心理戦”効果抜群

[ 2014年5月11日 08:10 ]

<神・巨>9回2死満塁、ゴメスシフトを敷く巨人内野陣

セ・リーグ 巨人6―3阪神

(5月10日 甲子園)
 極端な「ゴメスシフト」で巨人が大ピンチをしのいだ。プルヒッター(引っ張る打者)の右打者ゴメスに対し、二塁の片岡も二塁ベースの左に寄せ、二、三塁間に3人を配するシフトを全打席で行った。

 同点の9回2死満塁では、ゴメスも打撃を変える可能性があったが、内野陣の総意でシフトを継続。2ストライク後に片岡が二塁ベース右に動いたが、ゴメスは空振り三振と心理効果も抜群だった。原監督は「データが集まりつつある中で思い切った守備隊形を取った」とした。

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