ヤクルト勝った!連敗9でストップ、木谷が今季2勝目!

[ 2014年4月26日 21:10 ]

<ヤ・中>初回無死一、二塁、畠山の適時打で生還した二走・バレンティン(手前)を出迎える小川監督(中央)

セ・リーグ ヤクルト8―4中日

(4月26日 神宮)
 ヤクルトがついに長く暗いトンネルを抜けた。打線が初回に9人攻撃で一挙5点を奪うと、その後も着実に加点。投げては先発・木谷が7回を3安打3失点の好投。連敗を9で止め、15日の巨人戦(静岡)以来となる白星を挙げた。

 9連敗を喫した前夜の試合後「切り替えてやるしかない」と苦悩の表情を浮かべていた小川監督。連敗脱出に向け、この日も打線を大幅に組み替えた。2番にセンター・上田、5番にライト・飯原、7番にショート・荒木、そして8番にキャッチャー・中村と、前夜とはスタメンを4人を入れ替えた。

 その打線が初回、いきなり“効力”を発揮した。先頭・山田と上田の連続四球で無死一、二塁から、川端が中前打を放って先制。さらにバレンティンも四球で無死満塁とし、飯原の左前2点適時打。畠山も中前適時打で続き、無死のまま4点を奪取した。なおも一、三塁から荒木の三ゴロの間に5点目を奪った。

 3回には畠山が右越え2号ソロ、5回には川端の中越え3号ソロで加点。6回にも山田の右前適時打でリードを広げた。

 先発・木谷は連敗ストップへ気合十分。5回1死まで1人の走者も許さない完全投球でベンチの期待に応えた。5回に2ランを被弾、7回にも1点を失ったが、リードをしっかりと守り抜いた。7回を97球、3安打3失点で降板。その後を久古、ロマン、山本の継投で逃げ切った。

 中日は先発・大野が初回の大乱調で試合を壊した。いきなり1、2番に連続四球を与えるなど3四球に3安打を集中されて5失点し1イニングで降板。打線は5回に和田の左越え6号2ラン。7回にも和田が左前適時打。8回にはルナの中前適時打で4点差まで迫ったが届かなかった。連敗中だった相手に完敗し、またも借金生活に転落した。

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