ヤクルト 小川監督もナインも笑顔!2打点の飯原「勝ちって気持ちいい」

[ 2014年4月26日 21:50 ]

<ヤ・中>連敗を9で止め、小川監督(右)と笑顔でタッチを交わす木谷(中央)

セ・リーグ ヤクルト8―4中日

(4月26日 神宮)
 ゲームセット後、ベンチに戻るヤクルトナインは全員がホッとしたような笑顔を浮かべていた。小川監督もベンチでコーチ陣と力強く握手をかわし白い歯をこぼした。本拠地・神宮を包み込む、久しぶりの勝利の歓声。連敗を9で止める“救世主”となった先発・木谷は、お立ち台でうれしそうに声を弾ませた。

 「チームがこういう状況ですが、応援してくれる人たちのために絶対勝とうと思いました」。初回から飛ばした。連敗ストップへの気迫を表情に出し、全力で腕を振った。5回1死まで完全投球。その後、森野に初の四球を与えると、続く和田に2ランを浴びて失点。7回にも1点を失ったが、7回を投げ、中日打線に許した安打は3本。打線の援護にも助けられ「たくさん点を取ってくれたので楽でした」と笑った。

 打線は10安打で8得点。初回に1点を先制後、なおも無死満塁から左前2点適時打を放ち、一挙5得点につなげた飯原は、自身31歳の誕生日をチームの久々の勝利で飾った。「勝ちって気持ちいいなと思いました」。だが、すぐに表情を引き締め「まだ借金10あるんで、返せるように頑張りたい」と、逆襲を誓っていた。

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