侍ジャパン 株式会社設立 株上場せず12球団とNPBが保有へ

[ 2014年4月26日 05:30 ]

報道陣の質問に答えるDeNAの春田オーナー(左)と熊崎コミッショナー

 12球団による臨時オーナー会議が25日、都内のホテルで開かれ、侍ジャパンの収益拡大を図るために株式会社を設立する方針を全会一致で決めた。株は上場せず、12球団と日本野球機構(NPB)が保有する方向で検討に入った。

 侍ジャパンの事業の進め方として、オールスター戦のように12球団が共催して行う案もあったが、イベントごとに募っていたスポンサーを中長期的に獲得するためには事業会社を設立した方が有利との意見でまとまった。

 会見した熊崎勝彦コミッショナーは「収益の拡大を図ると同時に、日本の野球振興に強い波及効果をもたらすということで了承された。NPB始まって以来のことだが、目的を達成したい」とした。今後は設立準備委員会をつくり、取締役の人数、役員構成、出資割合や収益分配などの詳細を詰め、今秋の設立を目指す。

続きを表示

2014年4月26日のニュース