送球過程での落球はアウト 規則委「捕球」の解釈発表

[ 2014年4月26日 10:02 ]

 米大リーグ機構は25日、野球規則における「捕球」の定義を再確認し、送球に備えて球をグラブから素手に移し替える際に落球しても、捕球によるアウトは成立するとの解釈を発表した。

 これまで併殺プレーなどで球をグラブから出す際に落球し、セーフとされるケースも多かったが、同機構は「球を落とさずにグラブから出すことは、捕球の完成に必要ではない」とした。公認野球規則には「(捕球後に)意識してボールを手放したことが明らかであれば、これを落とした場合でも“捕球”と判定される」とある。

 ビデオ判定の拡大により、捕球のアウトの成立を明確にすることが求められていた。ルール解釈は、大リーグ選手会と同審判員組合の合意に基づいている。(共同)

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2014年4月26日のニュース