松ヤニ不正投球のピネダ 10試合出場停止「申し訳なく思う」

[ 2014年4月26日 05:30 ]

<レッドソックス・ヤンキース>ピネダの首の右側には茶色い物質がべったり。球審が指を確認した後、退場を宣告された

 大リーグ機構は24日(日本時間25日)、違反物質の松ヤニで不正投球を行ったヤンキースのマイケル・ピネダ投手(25)に対し、10試合の出場停止処分を科した。

 ピネダは「大きな間違いを犯した。申し訳なく思う」と謝罪し、処分を受け入れる意向を示した。ピネダは23日のレッドソックス戦に先発した際、2回に首筋に付けていた松ヤニを球審に確認されて退場処分を受けた。処分は24日の同カードから適用され、5月5日(同6日)のエンゼルス戦から復帰が可能。中継ぎのフェルプスがローテーションの穴を埋めることが濃厚だが、出場停止の間に田中の登板間隔が1回、中5日から中4日に狭まる可能性がある。

 また、ヤ軍は同じ先発右腕のノバが通称トミー・ジョン手術といわれる右肘のじん帯修復手術を29日(同30日)に受けることが決まったと発表。今季中の復帰は絶望的となり、これまで以上にサバシア、黒田、田中の3本柱の奮闘が求められる。

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2014年4月26日のニュース