バレンティン、記録より勝利優先「打点にこだわりたい」

[ 2014年3月27日 17:44 ]

打撃練習するヤクルトのバレンティン

 ヤクルトのバレンティンは勝利への思いを何度も口にした。昨季はプロ野球新記録のシーズン60本塁打を樹立したが、チームは最下位に終わった。「もどかしかった。2014年はチームが勝つためにプレーし、そこを大きく変えたい」と強調した。

 帽子を後ろ向きにかぶり打撃練習を行うなど、開幕を前にしてもリラックスした様子に変わりはない。オフの逮捕騒動で当初は調整が遅れたが、オープン戦で4本塁打。4年連続本塁打王へ「大丈夫」と自信を示した。

 今季は勝負を避けられないためにも3番に座る一方で、相手の警戒も増すと予想される。それでも「ストライクが来なければ歩くだけ。後ろが打てば勝利につながる」と余裕の表情。個人としても「本塁打というより打点にこだわりたい」と主砲としての自覚十分に語った。

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2014年3月27日のニュース