マエケン 2年ぶり大役に強い自負「開幕は特別な試合」

[ 2014年3月27日 20:04 ]

 2年ぶり4度目の開幕投手を任された広島の前田は、終始リラックスした様子だった。昨季はワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の影響で回避したが「開幕は特別な試合。自分でやるものだと思っている」と強い自負をのぞかせる。過去の通算成績は1勝2敗と負け越しているだけに「とにかく勝つことが一番」と意気込んだ。

 春季キャンプからエースとして、ドラフト1位新人の大瀬良(九州共立大)ら若手の多い投手陣を引っ張ってきた。オフに行った筋力強化で速球の力強さも増し「順調にいい準備ができている」と手応えを口にする。

 昨年12月の契約更改では、将来的な米大リーグ挑戦の意向を表明した。日本で最後の可能性もあるシーズンへ、右腕は「個人は沢村賞、チームでは日本一。笑って終わりたい」と理想を描いた。

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2014年3月27日のニュース