横浜 雨もプラス思考 優勝した年と同じ

[ 2014年3月27日 05:30 ]

投手陣の投球で目慣らしをする横浜・浅間(左から2人目)

 第86回選抜高校野球大会第6日(甲子園)は26日、雨のため中止となり、予定された1回戦1試合と2回戦2試合は27日に行われる。順延は2年ぶり。1日ずつずれ、準々決勝翌日に休養日を取ることは変わらず、決勝は4月2日となる。甲子園球場の室内練習場では6校がそれぞれ1時間半、汗を流した。

 横浜にとって吉兆の雨だ。73、98、06年のセンバツで優勝した年は全て雨天順延を挟んでおり、渡辺元智監督は「全てプラス思考で前向きに捉えたい」と話した。インフルエンザから復帰したばかりだが、自らノックを行い「指揮官が体調不良では士気が上がりませんから」と笑顔。プロ注目の高浜と浅間の両主砲は、打撃練習で快音を響かせた。3番の浅間は昨年末に左肋骨を疲労骨折。本格的にバットを振りだしたのは約1カ月前からだが、「状態は悪くない」と話した。

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2014年3月27日のニュース