右ひじ関節炎ほぼ完治…西岡、今季初実戦で無安打もハツラツ

[ 2014年2月26日 08:03 ]

<神・LG>2回、打球に飛び付く西岡

練習試合 阪神3―6韓国・LG

(2月25日 宜野座)
 充実感99%、悔しさ1%が残った今季初実戦だ。右ひじ関節炎もほぼ完治した阪神・西岡がLG戦に「1番・二塁」で先発出場した。1打席目は初球の145キロ直球を打ち上げ二飛、2打席目はフルカウントから148キロ直球を打ち損じ、右飛に終わった。「ストライクゾーンに反応できた」と手応えを強調したが、そこはチームを背負う核弾頭。ちょっぴり悔恨もにじませる。

 「1、2打席とも紙一重。結果が出ないと…。ここからのオープン戦は結果も大事。野球はそんなに甘くないですしね」

 守備でも2回2死無走者から1番・朴龍澤が放った二塁左へのゴロに果敢にダイブ。わずかに及ばなかったが、真っ黒に汚れたユニホームが元気に動けていることの証し。この日も朝から高代内野守備走塁コーチと早出特守を敢行。日々の鍛錬が、確かに下半身の強化につながっている。

 「悔しいとは思わないですけど…。いい気分ではないですね」

 26日に沖縄キャンプを打ち上げると、いよいよ開幕戦へのカウントダウンが始まる。「3・28」に最高潮へ持っていくべく、西岡が地道に歩を進める。

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2014年2月26日のニュース