館山 326日ぶりも…右肘違和感、わずか12球で降板

[ 2014年2月26日 05:30 ]

ロッテとの練習試合の1回、角中に四球を与えた後、右肘を気にするヤクルト・館山

練習試合 ヤクルト11―3ロッテ

(2月25日 西都)
 わずか12球。ヤクルト・館山の326日ぶりの復帰登板は、打者2人での降板となった。

 角中への7球目、外角直球を投じた際に右肘に違和感を覚えたそうで、四球を与えると交代を直訴。それでも「大事を取りました。リハビリの過程で通らないといけないところ。想像の範囲内です。一番はきょうマウンドに立つことだったし、それはクリアできた」と前向きな言葉で振り返った。

 昨年4月5日DeNA戦(神宮)で右肘の違和感を訴え降板。自身2度目のじん帯再建手術を受けた。結局、2試合の登板にとどまったが、今季の復帰を目指してリハビリを進めてきた。今春キャンプでも打撃投手を2度務めるなど順調だったが、この日は予定の30球を投げることができなかった。復帰プログラムとして今後2試合の登板で50球、70球と球数を増やしていく予定だったが、高津投手コーチは「白紙です。何のプランも立っていない」と慎重な姿勢を示した。

 小川監督は「きょう駄目だから開幕が駄目というのはない」と話したが、最悪なら開幕ローテーションに影響が出る可能性もある。館山は「焦っていくことではない。それ(開幕)は分からない」と話し、今後病院での検査を受けてから予定を決めていくこととなる。

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2014年2月26日のニュース