マー君 揺るぎないメジャーの高評価 酷使を不安視する声も

[ 2013年12月25日 15:41 ]

 大リーグの球団は日本へスカウトを送り、田中の高校時代から長期的な視点で能力を見極めてきた。今季の圧倒的な成績が加わり、高い評価を揺るぎないものとした。10球団以上が獲得に乗り出す可能性は高く、譲渡金と契約条件を合わせて1億ドル(約104億円)の資金が必要だと見通す球団は少なくない。

 メジャーの舞台でまだ1球も投げていない投手が既に先発の1、2番手として期待されている。ヤンキースのジラルディ監督は「24勝0敗で、それ以上どう良くなるんだ。こっちに来ても先発ローテーションに入れる」と太鼓判を押した。

 田中は今季サイ・ヤング賞(最優秀投手賞)候補になったダルビッシュ(レンジャーズ)とよく比較される。あるナ・リーグ球団の編成担当者は「ダルビッシュは変化球投手という見方をされている。田中はダルビッシュより球速は落ちるが、真っすぐを中心に押す米国好みのパワーピッチャー」と説明。「評価されているのは勝利への執念。ピンチになってギアが上がる。それは彼特異なものだ」と付け加えた。

 唯一不安視されているのが体調面だ。今季は212回を投げ、日本シリーズでもフル回転した。田中を3年間調査してきたあるスカウトは「われわれの指標では完全に“酷使”という数値が出ている。どの球団でも最終的に契約するまで、肘や肩を含めた身体検査を徹底的に行うだろう」と話した。(共同)

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