ミコ1・2億円で残留 キラ&バリと広島初100万ドルトリオ

[ 2013年12月25日 05:30 ]

バリントン(左)、岩本(右)とともにお立ち台に登ったミコライオ

 広島は24日、キャム・ミコライオ投手(29)と来季の契約を結んだことを発表。年俸115万ドル(約1億2000万円)プラス出来高払いの1年契約となった。今月18日に残留が発表されたバリントン、キラも年俸は1億円を超えており、球団史上初の「100万ドル助っ人トリオ」が形成された。16年ぶりAクラスを果たした赤ヘル軍団が来季、強力助っ人勢を中心に23年ぶりリーグ制覇を目指す。 

 悲願のリーグ制覇を目指す上で欠かせない戦力の残留が決まった。来日2年間で118試合に登板し、5勝48セーブをマークした安定感抜群の長身右腕が、来季もリリーバーとして赤ヘル投手陣を引き締める。

 ミコライオは来日2年目の今季は開幕からクローザーを務め、57試合に登板。2勝4敗27セーブ、防御率2・04の成績を残し、球団史上初のクライマックスシリーズ(CS)進出に貢献した。球団はミコライオの安定感とタフネスぶりを評価。「現場も絶対に残してくれということだった」(球団幹部)と野村監督をはじめとする首脳陣の強い要望も受け、契約継続に向けて交渉してきた。仮に出来高の設定項目を全て満たすことができれば、総額で1億5000万円を超える大型契約。契約内容が球団としての期待の表れだった。

 最強助っ人陣と言っても過言ではない。今月18日に来季の契約締結が発表されたバリントンとキラも年俸は、それぞれ1億円超。助っ人3選手の1億円超えは球団史上初の出来事となった。さらに「100万ドルトリオ」に加え、エルドレッドの4選手は全て日本で複数年目となる。

 「家族が広島を気に入ってくれて、精神的に安定できることが、外国人選手の活躍の源。研究されるというデメリットもあるが、そこは個々の問題」と同幹部は言う。日本野球への対応力はプレーで実証されており、現場としては計算も立つ。23年ぶり優勝に向けて助っ人陣の活躍が必須条件だけに、メリットを最大限に生かす構えだ。

 ミコライオの残留で助っ人の陣容はある程度、固まった。外国人戦力の調査は継続しながらも、10月に獲得を発表したザック・フィリップス投手(27=マーリンズからFA)を加えての5選手で来春のキャンプを迎える。ミコライオ、さらに3年間でローテを一度も外れず、31勝をマークしたバリントン。4番として16年ぶりAクラスに貢献したキラら、実力者たちが勝利のために、全力を尽くす。

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