楽天、マー君のポスティング申請 26日にも交渉解禁へ

[ 2013年12月25日 18:07 ]

 プロ野球楽天は25日、田中将大投手(25)が新ポスティングシステムで米大リーグへ移籍するための申請を行った。日本野球機構(NPB)は大リーグ機構(MLB)に楽天が上限2000万ドル(20億8000万円)で設定した譲渡金を通知した。10球団以上が獲得に乗り出すとみられており、早ければ米東部時間26日午前8時(日本時間26日午後10時)から30日間、交渉できる。

 田中は仙台市内の球団事務所で立花陽三球団社長と約40分間の会談を終えた後に「球団には言葉で表せないぐらい感謝している」と話した。プロ入り後に7年間、仙台で過ごしてきた。「チーム、ファンに支えられてここまで来られた。ここでやったことを胸にしっかり刻み込んで、これからも野球を続けていきたい」と活躍を誓った。

 田中は今季24勝無敗と圧倒的な成績で、チームを創設9年目で初のパ・リーグ優勝と日本一に導いた。田中が自由に海外の球団に移籍できるフリーエージェント(FA)資格を取得するのは順調でも2015年オフで、今オフに移籍するためには球団の同意を得てポスティング制度を利用する必要があった。

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2013年12月25日のニュース