日本ハム斎藤に勝った東大エース鈴木 JR東日本入社

[ 2013年12月25日 05:30 ]

JR東日本に入社する東大の鈴木

 東大の鈴木翔太投手は、1年時の早大戦で斎藤佑樹(日本ハム)に投げ勝った経験を生かし、JR東日本に入社する。

 3年前の10月2日。1年生だった鈴木は神宮のマウンドに立ち、無我夢中で右腕を振っていた。相手の先発は早大4年の斎藤佑樹(現日本ハム)。3回までに2点を失ったが、そこから踏ん張り、9安打2失点で完投。堂々と投げ勝った。「1勝しただけで、周りの方は喜んでくれた。東大でも普通に勝てるんだということをもっと見せたいと思っていた」

 だが、その後は伸び悩んだ。3年秋には右肩の手術を受け、4年時は登板なし。チームは鈴木の初勝利以降は66連敗を喫し「後輩に申し訳ない」と不完全燃焼のまま大学生活を終えた。春先からリハビリと並行して就職活動に臨んだ。JR東日本の内定をもらうと、卒業後も野球を続ける道を選んだ。高校時代は2回戦進出が最高成績で、大学ではわずか1勝。社会人の強豪チームでプレーする不安はあったが、挑戦を決断した。右肩の状態も上向いており、現在はブルペンで投球練習を行っている。

 「目標を立てて、失敗しても諦めずにやってきた。これからの人生でもその気持ちでやりたい」。佑ちゃんに投げ勝った自信を胸に、今度は都市対抗の舞台を目指す。

 ◆鈴木 翔太(すずき・しょうた)1991年(平3)5月29日、愛知県生まれの22歳。小3から野球を始め、本郷中では軟式野球部に所属し県大会準優勝。時習館では2年夏からベンチ入りし、3年夏は2回戦敗退。東大では1年秋にリーグ戦デビューし、通算25試合で1勝17敗、防御率5・00。1メートル70、73キロ。右投げ右打ち。

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