メッセ力投も打線が見殺し 序盤で攻略できず

[ 2013年8月7日 06:00 ]

<広・神>サヨナラ負けを喫し引き揚げるメッセンジャー

セ・リーグ 阪神0-1広島

(8月6日 マツダ)
 阪神のメッセンジャーは0―0の9回、自身のけん制悪送球が絡んで1死三塁を背負う。ここで浮いた150キロを丸に犠飛とされ、今季初のサヨナラ負け。最速154キロの速球で押し、3安打しか許さずに10三振を奪ったが、シーズン自己最多の4完投目をマークした132球も報われなかった。

 和田監督が嘆いたのは各2安打しながら無得点に終わった初、2回の攻撃だ。「ウチの打線をマエケンが上回った」と前田健を称えるしかなかった。8回以降も相手救援陣にかわされ、巨人とは7・5ゲーム差となり、再び自力優勝消滅の危機に直面した。

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2013年8月7日のニュース