巨人5年目・橋本 プロ1号「格別」も「つなぐ打撃を考えていきたい」

[ 2013年8月7日 22:18 ]

プロ初本塁打で勝利に貢献した橋本は、ファンの歓声に手を上げて応える

セ・リーグ 巨人12―6DeNA

(8月7日 横浜)
 売り出し中の「みちのくのイチロー」こと巨人・橋本がプロ1号を放った。

 0―4の3回1死一塁。DeNA先発・須田の初球、真ん中ストレートを叩くと、打球は中堅右に飛び込んだ。4点ビハインドの流れを変え、大勝を呼ぶ効果的な一髪になった。

 背番号32は「芯に当たったんですけど、いい風が吹いていたんで、もしかしたら入るかなと思ってベースランしてました。風で入りました」とプロ5年目の“初体験”を振り返った。

 「僕はつなぐバッティングをしていかなきゃいけない選手なんで、ホームランはうれしいですけど、周りにはすごい選手がたくさんいるので、つなぐことを考えてやっていきたいなと思います」と謙虚で「1軍で打つホームランは格別ですし、これからもホームランに限らず試合を決める一打を1軍でたくさん打てるように頑張ります」と殊勝に語った。

 2位・阪神が勝ったため、優勝マジック点灯は持ち越し。「僕は(7月30日に1軍に)上がったばかりなので、優勝とか分からないですけど、チームに貢献して少しでも優勝に近づけばいいなと思います」

 「僕は結果を残して1軍に長くいることが今やるべきこと。1本1本、集中して、これからもやっていきたいと思います」と意気込んでいた。

 ▼巨人・原監督 橋本のね、あの2点(2ラン)はやっぱり大きかったですね。

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2013年8月7日のニュース