荻野貴 「落ちろと願った」ポテン決勝二塁打で2位キープ

[ 2013年8月7日 22:00 ]

<ソ・ロ>9回無死三塁、左適時二塁打を放つ荻野貴

パ・リーグ ロッテ2―1ソフトバンク

(8月7日 ヤフオクD)
 7回まで2安打、7個の四死球で再三の好機を得ながらもホームベースが遠かったロッテが8、9回でソフトバンクをうっちゃった。同点の9回、先頭の9番塀内が二塁打で出塁し暴投で三塁まで進んだ。1番荻野貴は「何とか還したい」気持ちで打席に立った。

 3球目を振りぬくと打球はレフト前にポトリと落ち、塀内が決勝のホームイン。「落ちろと願った。ホッとした」とその瞬間を振り返った。

 前夜は伊東監督が「勝つ気があるのか」と嘆く試合内容だったが、この日は1勝への執念を見せた戦いを見せた。先発古谷が、初回の1失点のみで7回を踏ん張り、その後も内、益田がきっちり抑え、最後は逆転勝ち。2位を死守した。

 最後に荻野貴は「厳しい戦いが続くが、しっかり勝ちにこだわりたい」と次の戦いに目を向けた。

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2013年8月7日のニュース