木更津総合、打ち合い制して甲子園へ!千葉大会15年ぶり連覇

[ 2013年7月27日 13:09 ]

<習志野・木更津総合>甲子園出場を決め、抱き合うマウンドの千葉、秋庭のバッテリーに走り寄る木更津総合ナイン

千葉大会決勝 木更津総合6―5習志野

(7月27日 QVC千葉マリン)
 木更津総合が点の取り合いを制して2年連続4度目の甲子園出場を決めた。2年前の優勝校、習志野との決勝を6―5で1点差勝ち。千葉県勢の2年連続甲子園は96年から98年に3連覇した市立船橋以来15年ぶりの快挙となった。

 木更津総合は初回2死一、二塁から寒河江(さかえ)の左前適時打で先制。2回には逆転を許したが、1―4で迎えた4回、1死満塁から千葉の左前適時打でまずは1点返すと、なおも続いた1死満塁から東(あずま)が中前に2点適時打を放ち、同点。さらに1死一、三塁から岡田の右犠飛で逆転に成功すると、5回にも2死一、二塁から1年生の檜村(ひむら)が一塁手の頭を越える適時打を放って2点差に広げた。7回に1点差に迫られたが、前日26日の準決勝・専大松戸戦で延長13回を投げ切った2年生エース・千葉が決勝でも9回完投で投げ切り、しのぎ切った。

 五島監督は「このチームが甲子園に出られるなんて本当に信じられない気持ちです」と感激の面持ちで、連日気迫の投球を見せた千葉を「(決勝も連投すると)自分で意思表示した。疲れはあったと思うが、最後までよく投げてくれた」とねぎらった。

 「今まで苦しいこともあったが、皆で一生懸命やってきて良かった。戦うことによってチームが一つになるのを感じた」とは湯浅主将。昨夏は初戦で大阪桐蔭に敗戦。五島監督は「(今年は)何とか勝ち進んでいきたい」と171校の代表として1戦必勝を誓った。

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