ボストン爆破テロ 上原、田沢も“あわや”「許される行為ではない」

[ 2013年4月17日 06:00 ]

レイズ戦の8回に2番手で登板し、1回を無安打無失点のレッドソックス・上原

ボストン爆破テロ

 レッドソックスの上原や田沢も、危うく大惨事に巻き込まれるところだった。爆発事件発生時、レッドソックスナインはクラブハウスにいた。レイズとのデーゲームを制した40分後。クリーブランド遠征に向け準備を進めていたのだ。フェンウェイ・パークから現場まではわずか約1マイル(約1・6キロ)。チームが悲劇を知ったのは、ボストンのローガン国際空港に到着してからだという。

 クリーブランドに到着後、自身のブログを更新した上原は「許される行為ではない!誰が何のために」と怒りをあらわにした。それもそのはず。試合には8回から登板し1回を3者凡退。昨季のレンジャーズ時代から20試合連続無失点で勝利に貢献し「凄くやりがいがあるし、充実している」と喜んだ直後の出来事だった。

 かつてレッドソックスに在籍したインディアンス傘下3Aの松坂も「家族がボストンにいるのでとても不安です」と自身のツイッターでつぶやいた。幸い家族に被害は及ばなかったが「My prayers go out to the city of Boston!(ボストンに祈りをささげます)」と書き込んだ。

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