島袋 2年ぶり完封!秋田監督「今春5勝すると思う」

[ 2013年4月17日 06:00 ]

<青学大・中大>中大先発・島袋が帽子を飛ばして力投する

東都大学野球第2週第1日 中大2―0青学大

(4月16日 神宮)
 1回戦2試合が行われた。中大は興南(沖縄)で10年に甲子園大会で春夏連覇を達成したエースの島袋洋奨投手(3年)が青学大打線を7安打無失点に抑え、2年ぶりの完封。また、国学院大もエースの杉浦稔大投手(4年)が3安打完封で、専大に7―0で快勝した。
【試合結果】

 中大の3年生左腕・島袋が1年春以来、自身2度目の完封勝利を挙げた。昨春のリーグ戦は左肘痛で戦線離脱。昨秋も救援登板が主だったが、先発投手として復活を印象づけた。

 「どうしても勝ちたい試合だった。開幕戦でこういう結果が出てうれしい」。2回には148キロを計測。7回1死一、二塁のピンチも142キロの直球で3番・吉田正を遊飛に抑えると、続く杉本も144キロで一邪飛に仕留めた。7安打4四死球と得点圏に再三走者を背負ったが、「どんどんいきました。変化球で打たれるとすっきりしないので」と要所で直球勝負にこだわった。この冬は好調時の映像を見てフォームを再確認。秋田秀幸監督は「完封してくれたのは大きい。(今春)5勝すると思う」と称えた。

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2013年4月17日のニュース