杉内8回1失点 お待たせ今季1勝「久々に味わった感じ」

[ 2013年4月17日 21:35 ]

阪神に連勝し笑顔でポーズをとる、2本塁打を放った巨人・村田(左)と今季初勝利の杉内

セ・リーグ 巨人8―1阪神

(4月17日 東京D)
 今季3試合目の登板で初勝利を飾った杉内は「久々に味わった感じ。すごくうれしい」と昨年9月14日以来の勝ち星を素直に喜んだ。初回三塁までランナーを進められながらも後続を断つと、4回にはマートンの打球を受けるも続投、粘りの投球で8回を6安打1失点にまとめた。

 「1イニングでも長くいこうと、味方を信じていました」との思いに打線が応え、2回以降7回まで毎回の8点の援護をもらった。緩急を交えての114球に阪神打線は的を絞り切れず凡打の山を築いた。

 チームは30年ぶりとなる本拠地10連勝(1分け挟む)を達成。「自分で止めたくなかった」と十分に意識してのマウンドだった。原監督は「本来の粘って投げる杉内だった。球持ち、腕振り良く安心して見ていられた」とたたえた。エースに勝ち星がつき、チームの独走がさらに加速する雰囲気だ。

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