広島 延長戦は18試合連続未勝利 ミコ、今村打たれ…

[ 2013年4月17日 06:00 ]

<広・D>10回2死三塁のピンチに広島・野村監督(右)はマウンドへ向かう

セ・リーグ 広島3―6DeNA

(4月16日 マツダ)
 広島らしい積極走塁だった。6回2死一、二塁、石原の打球はセンターへ抜けようかという二塁内野安打。本塁突入した二塁走者・梵のタイミングは際どかったものの生還、一時は勝ち越しに成功した。

 「相手の動きを見て内側に滑り込んだスライディングは素晴らしかった」と野村監督も絶賛したプレーだった。

 5回には丸が、9回には菊池がけん制に誘い出されて憤死するシーンもあったが、これが攻撃型走塁だけに「ウチはこういうスタイル。ひるまずやっていく」と指揮官に悔いはない様子だった。

 ただ、勝ちパターンの継投であるミコライオ、今村が打たれ、延長戦は11年8月30日のヤクルト戦で制して以降、18試合連続未勝利(7敗11分け)。接戦をものにできない現実が浮き彫りとなった。

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