松井佑 鮮やかバックホーム&1号3ランでチームの危機救った!

[ 2013年4月17日 23:19 ]

<ヤ・中>11回2死一、二塁 松井祐は、左中間へ3ランを放つ

セ・リーグ 中日10―6ヤクルト

(4月17日 神宮)
 ゲームセットは11時3分、今季最長5時間越えの熱闘は中日に軍配が上がった。延長11回、2死一、二塁から3番ルナの三ゴロをヤクルトの名手・宮本が野選。送球の間に二塁走者岩崎が本塁に還り決勝点をもぎ取った。その次の打者、途中出場で4番に入った松井佑が1号3ランを左越えに叩き込んで試合を決めた。

 松井佑は、10回2死一、二塁の場面で左翼からバックホームで刺して、サヨナラのピンチを救っており、チームの危機を一人で救った形となった。「(バックホームの場面は)飛んでくると思って、刺してやろうやるつもりだった。本当に飛んできてびっくりした」と振り返った。1点をリードしての3ランについては「風のおかげ」とあくまでも謙虚。2点リードの9回に守護神岩瀬が打たれて追い付かれていた。負ければ借金5となって、優勝争いどころか5割も遠のくところだった。

 前日、先発したものの3打数無安打で途中交代の屈辱を味わっただけに、見事な汚名返上のパフォーマンスとなった。

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