下村文科相 開会式のあいさつでいじめ、体罰の撲滅訴え

[ 2013年3月23日 06:00 ]

第85回選抜高校野球

 スポーツにおける暴力が社会問題化する状況を踏まえ、下村博文文部科学相が開会式のあいさつで「体罰で貴い命が奪われる事案が社会問題になっている。いじめは人として決して許されない。加害者、被害者、傍観者になってはいけない。体罰は誤った指導だと指導者が認識し、野球界から率先して一掃してくださるようお願いします」と呼びかけた。

 日本高野連では、桜宮(大阪)バスケットボール部の体罰問題を受け、指導者による体罰、部員による部内暴力やいじめの根絶を求める通達を2月6日付で都道府県高野連を通じて加盟校に出していた。

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