“恐怖の2番”角中2安打で存在感「自分らしい安打」

[ 2013年3月23日 06:00 ]

<中・ロ> 1回、二塁打を放つ角中

オープン戦 ロッテ4-4中日

(3月22日 ナゴヤD)
 WBCから帰国し、チームに合流したロッテ・角中が「恐怖の2番」として存在感を見せつけた。初回無死一塁で右翼線に強烈な二塁打を放ち、福浦の左前適時打をお膳立て。8回にも中前に運び5打数2安打。「自分らしい安打が出てよかった。応援を聞いて“帰ってきたな”と感じた」と笑みをこぼした。

 昨季首位打者に輝いた角中の2番起用は伊東監督がキャンプ中から温めてきた構想だ。「小技も長打もある。大量点を狙える攻撃的野球には打てる2番が必要。(打線の)形は見えてきた」。侍ジャパンでは3月2日のブラジル戦(ヤフオクドーム)で2番を任されたが、昨季は5番が103試合と多く、2番は一度もない。それでも角中に不安はない。「スタイルは変えない。犠打より打ってつないだ方がチャンスは広がるので…」。今季は超攻撃型の軸となって2年連続タイトルを狙う。

続きを表示

2013年3月23日のニュース