鳴門の河野主将 選手宣誓終え「100点をあげられる」

[ 2013年3月23日 06:00 ]

選手宣誓する鳴門・河野祐斗主将

第85回選抜高校野球

 選手宣誓の大役を終えた鳴門の河野主将は「うれしい気持ちと興奮する気持ちでいっぱい」と白い歯をこぼした。

 前日のリハーサルでは、早口になったことを反省し「60点」と振り返っていたが、この日「100点をあげられる」と胸をなで下ろした。「大きな勇気と希望の花を咲かせる」と誓った主将は23日に控える初戦に向け、「ここからは試合のムードに入って、自分たちのプレーで少しでも力になれたら」と気持ちを切り替えた。

 【選手宣誓全文】

 85回を数えるこの選抜大会は全国の多くの人たちに夢や感動を、時にはあすへ生きる力を与えてくれました。私たち36校の球児たちは、今こうして憧れの甲子園の舞台に立てることを、支えてくれた全ての人たちに感謝し、先人たちが積み上げてきた85回の歴史に新たな1ページを加えます。そして、たくさんの人たちの絆に支えられつかんだこの甲子園の舞台で、最後まで決して諦めず、全力でプレーすることにより、東北をはじめ全国の困難と試練に立ち向かっている人たちに大きな勇気と希望の花を咲かせることをここに誓います。

平成25年3月22日

選手代表

徳島県立鳴門高等学校硬式野球部主将 河野祐斗

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