マエケン、５回１安打６Ｋ零封「不安を払拭できた」

＜日本・中国＞先発した前田健

ＷＢＣ１次ラウンドＡ組 日本５―２中国

（3月3日 ヤフオクＤ）
　先発した前田（広島）は初回、２回と３人で片付ける最高の立ち上がり。直球は最速１４６キロもマークし、５回を毎回の６三振、１安打のみの零封。前日２日は遠投などで調整し「仕上げられたと思う。結果しかない。何とかゼロに抑えたい」と語っていたが、その通りの快投を見せた。

　右肩の張りに悩まされ、２月２４日オーストラリア戦で３番ヒューズに３ランを浴びるなど不安説も流れたが、前田は「６５球の制限の中で５回を投げられたのが大きい。不安を払拭できたのではないか」と完全復活に満足そうだった。