山本昌 順調“自己最速”の138キロ!岩瀬 不安残す1失点

[ 2013年3月3日 17:37 ]

広島戦に先発した中日・山本昌

オープン戦 中日2―4広島

(3月3日 ナゴヤD)
 中日の山本昌は直球が走り、2回無失点と順調な調整ぶりを見せた。1回1死、2番菊池への5球目には「この時期だと自己最速。記憶にない」と振り返る球速138キロと表示。初の実戦で、キャンプで投げ込んできた直球に手応えを感じた一球。高木監督は先発枠入りに「十分」と合格点を与え「138も出ている。ちょっと速すぎるくらい」と喜んだ。

 岩瀬は制球が甘く1回を2安打1失点。

 広島は新加入の久本が2回を完璧に抑えて先発枠入りへアピールした。来日2年目のエルドレッドは2ランで好調を示した。

 ▽岩瀬(1回2安打1失点)「収穫もあったけど課題も見つかった。ナックルと球の切れの確認をしたかった。(ナックルは)空振りが取れたから良かったのかな」
 ▽大島(三回に適時打)「最低でもランナーを進めようと引っ張りにいって、いいところに転がった。調整はまだまだ」
 ▽広島・古沢投手コーチ(久本に)「いい投球をしている。今の時点では(先発起用が)かなり有力」
 ▽エルドレッド(四回に2ラン)「中軸を任されている以上、こういう打撃を期待されていると思う」

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2013年3月3日のニュース