黒田 侍援護を約束 次回OP戦登板はWBCドミニカ共和国戦 

[ 2013年3月3日 06:00 ]

<ヤンキース・フィリーズ>1回2/3を3安打4失点のヤンキース・黒田

オープン戦 ヤンキース5―10フィリーズ

(3月1日 タンパ)
 開幕投手の最有力候補に浮上しているヤンキースの黒田が、オープン戦に初登板。先発で1回2/3を3安打4失点(自責点1)で敗戦投手となった。

 2失策の拙守に足を引っ張られたものの「この時期はどれだけイメージした球が投げられるか。いい球もあったが、まだまだ」と反省。細かい制球に課題を残した。

 象徴的だったのは初回。先頭、左のロリンズにフルカウントから投じた内角シンカーが外れて四球に。ボールゾーンからストライクになる「フロントドア」の軌道を描けなかった。「(指に)引っ掛かってストレートになってしまった。回転が悪い。自分の状態が上がっていないということ」。生命線となる球だけに求めるものは高い。

 次回登板は、6日(日本時間7日)のWBCドミニカ共和国代表とのオープン戦。準決勝以降の決勝トーナメントで侍ジャパンが対戦する可能性のある強敵だ。「カノとか、うちの選手もいるので投げにくいところもある。際どいところを突けない」と苦笑い。それでも「何か参考になればいいですね」と自身の投球による援護を誓った。

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2013年3月3日のニュース