完全にアウトがセーフ!イチロー 2度のタッチかいくぐり先制の生還

[ 2012年10月9日 13:05 ]

オリオールズ戦の1回、カノの適時打で捕手のタッチをかわし生還するヤンキースのイチロー

ア・リーグ地区シリーズ第2戦 ヤンキース2―3オリオールズ

(10月8日 ボルティモア)
 イチローの好走塁で、ヤンキースは先制点を奪った。

 初回、イチローが一ゴロ失策で出塁し、無死一、二塁と好機を迎えたが、3番ロドリゲスの当たりは地をはうようなニ直。ゴロと判断した二走のジーターは三塁まで走ってしまい、併殺に。一気にチャンスがしぼんだが、4番カノの右翼線の当たりで、イチローがホームを狙った。

 が、タイミングは完全にアウト。イチローが走ってくる2メートル近く前で、オリオールズの捕手、ウィータースは余裕の表情で待ち構えていた。

 それでもイチローはあきらめなかった。素早く体をよじり、タッチをかわして大きく回り込むと、さらにタッチを試みるウィータースのミットが届かないように、イチローは右手でホームベースのはじを触れた。

 球審の両腕が2度大きく横に開くと、スタンドを埋め尽くしたオリオールズのファンからは激しいブーイング、対照的にヤンキースベンチは大いに盛り上がった。

 幸先よく先制点を入れたヤンキースだったが、チェンが立ち直り、イチローも2打席目に内野安打を放ったが、得点に結びつかず1点差の惜敗。地元ニューヨークに戻って仕切り直しとなった。

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