オリックス 森脇新監督を発表「勇猛果敢に挑みたい」

[ 2012年10月9日 06:00 ]

オリックス来季新監督に就任する森脇監督代行(右)は宮内オーナーと握手

パ・リーグ オリックス3―0ソフトバンク

(10月8日 ヤフーD)
 オリックスは8日、新監督に森脇浩司監督代行(52)が就任すると発表した。次期監督に正式発表された森脇監督代行はソフトバンク戦後に福岡市内のホテルで会見。「全身全霊、限りない使命感をもって勇猛果敢に挑みたい」。今季初の5連勝で締めたヤフードームではかつて仕えた王貞治会長からも激励された。

 オリックス本社は2014年に創業50年を迎える。「当たり前に描くことは来年Aクラスに入ること。さらに勝ち進めるように逆算し、マネジメントしたい。フィジカル、メンタル、スキルが10%上がれば戦える」

 理想は昨年のソフトバンクだ。川崎(マリナーズ)、本多ら機動力あふれるスタイルを目指す。尊敬する西本幸雄氏、仰木彬氏と猛牛の魂も継承する。

 会見に同席した宮内義彦オーナー(77)からは「これだけ長い下り坂には耐えられない気分でいっぱい。元の姿に、元の強い伝統の姿に」とまずは最下位からの巻き返しを厳命された。

 さらに「何位とか何年とかの話はしていない」と説明があったように、1年勝負を突きつけられたようなもの。来季から勝負に出る。

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2012年10月9日のニュース