西村監督、ファンに謝罪「本当にすいませんでした」

[ 2012年10月9日 22:12 ]

今季最終戦を終え、ファンにあいさつするロッテ・西村監督

パ・リーグ 日本ハム9-8ロッテ

(10月9日 QVC)
 ロッテが9日の日本ハム戦(QVC)で今季全日程を終了し、試合後にシーズン終了セレモニーを行った。前日の8日に今季限りでの辞任、退団が発表された西村徳文監督(52)がファンの前であいさつ。「チームとして残念ながら2年連続Bクラス、申し訳なく思っている。本当にすいませんでした。監督である自分の責任。責任をとって今シーズン限りで辞任致します」と、悔しげな表情を浮かべながら、スタンドに頭を下げた。

 就任1年目の10年には、レギュラーシーズン3位から“下克上”の日本一に輝いたが、昨季は6位、今季も5位に終わった。「来年こそは選手、コーチ、ファンが一つになって優勝を勝ち取って下さい。信じております。ファンの皆様には本当に感謝しております。ありがとうございました」。帽子をとり、スタンドに振り続けての場内一周を終え、ベンチに戻った背番号「78」。ナイン一人一人と握手し、別れを告げた。

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