龍谷大平安　延長サヨナラ勝ち　９年ぶり夏１勝

９回裏龍谷大平安２死二、三塁、有田が右前に同点の２点打を放つ

第９４回全国高校野球選手権大会１回戦 龍谷大平安９―８旭川工

（8月12日 甲子園）
　第９４回全国高校野球選手権大会第５日は１２日、１回戦を行い、第１試合は大会最多３２回出場の龍谷大平安（京都）と旭川工（北北海道）が対戦。９回２死から同点に追いついた龍谷大平安が、延長１１回、９―８でサヨナラ勝ちを収め、９年ぶりの夏の甲子園勝利を挙げた。

　龍谷大平安は９回２死無走者から二、三塁の好機を作り、５番有田が右前２点適時打で同点に追いつき、延長１１回、１死満塁で６番嶋田が右越え適時打を放ち試合を決めた。

　旭川工は４―４の同点で迎えた７回に一挙４点を奪い、夏の甲子園５回目の出場で初の勝利が見えたが、９回あと一人というところで太田が踏ん張れず、悲願の１勝はならなかった。