10勝目の大隣 メンタルトレでエースの自覚

[ 2012年8月12日 06:00 ]

<ソ・楽>お立ち台でガッツポーズする(左から)ソフトバンクの大隣、内川、うっちーくん

パ・リーグ ソフトバンク2―1楽天

(8月11日 ヤフーD)
 ソフトバンクの大隣が自身4年ぶりの2桁勝利となる10勝目を挙げた。「(先発の軸の)自覚を持ってやっている」。5回1死満塁でも犠飛の1点にとどめた。

 今季からメンタルトレーニングを導入。以前は走者を背負うと硬くなっていたが、今は「気持ちが入るのと、力むのは違う」という。自身5連勝で防御率もリーグトップの1・82。杉内、和田がチームを去ったなかで、27歳の左腕が穴を埋めている。「(4年前は)2桁したな、くらいの気持ち。今はしないといけないという気持ちのほうが強い」と責任を口にした。

 ▽本多(ソフトバンク)通算250盗塁 11日の楽天14回戦(ヤフードーム)の6回に二盗で達成。プロ野球43人目。初盗塁は06年8月4日のロッテ戦。

 ▼ソフトバンク・本多 次は300を目指していくつもり。自身とチームにとって意味のある盗塁のために、これからも気持ちを入れて走っていきたい。

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2012年8月12日のニュース