光星学院　背番４が相手打線翻弄　「最後まで冷静に」４安打完封

完封で初戦を突破した光星学院・城間

第９４回全国高校野球選手権大会２回戦 光星学院４―０遊学館

（8月12日 甲子園）
　光星学院は１メートル７２の右腕・城間の好投で、東北勢初の全国制覇へ好スタートを切った。低めを丁寧について連打を許さず４安打完封。殊勲の背番号４は「全体的にコントロールが良かった」と自らに合格点をつけた。

　打たせて取る投球で相手に的を絞らせなかった。４回には２死から四球を与え、続く６番打者には高めのスライダーを中堅に弾き返された。２死一、二塁のピンチ。それでも「カッカカッカするタイプの選手だけど、最後まで冷静に投げてくれた」と仲井監督が振り返った通り、直球で押して二ゴロに打ち取った。

　２季連続準Ｖのチームにとって、目指すは頂点のみ。城間は「優勝が目標だが、一戦必勝でいきたい」と気持ちを引き締めていた。