龍谷大平安 予選2割4分の井沢が2本塁打 すり足のフォームで変身

[ 2012年8月12日 14:33 ]

9回裏龍谷大平安2死二、三塁、有田が右前に同点の2点打を放つ

第94回全国高校野球選手権大会1回戦 龍谷大平安9―8旭川工

(8月12日 甲子園)
 4点リードを奪われた直後の7回。「まだ勝てると思っていた」と気持ちが切れていなかった龍谷大平安の井沢は、狙い通りに左越え2ランを放った。先頭打者本塁打に続いてアーチをかけ、大粒の汗がしたたる顔に笑みが広がった。

 京都大会は打率2割4分と不振だった。決勝の翌日に中学校時代の監督の自宅へアドバイスを仰ぎに行った。すり足のフォームにしたことで「練習の時から(調子が)上がってきているなと思った」。指導が奏功した2本塁打だった。

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2012年8月12日のニュース